あづまブログ

お年寄りに安全を。

更新日:2006年07月07日

 今日も朝から市内のお宅を一軒一軒お訪ねして回りました。

 いま旭川はとても爽やかな季節を迎えています。お年寄りが道路を散策する光景に数多く出くわすなど、 みなさんの元気なご様子に私自身も元気づけられたように感じました。ただ、交通量の多い道路などでは、 見ていてこちらがヒヤリとする場面をよく見かけます。昨年酒気帯び運転という誠にもってお恥ずかしい不祥事を引き起こした身でありながら (いや、そうした不祥事を引き起こした身であるからこそ)、交通安全については考えさせられることが多く、日々問題意識を新たにしています。

 昨年北海道は交通事故死全国ワースト1という不名誉な記録を実に13年ぶりに返上することができました。 毎年少しずつではありますが、交通死亡事故は減少する傾向にあります。にもかかわらず、お年寄りの死亡事故というのは増え続けており、 過去3年を見ても、旭川市内における死亡事故者の約半数が65歳以上の高齢者なのだそうです。そればかりか、 災害が起きたときに亡くなっているのもほとんどがお年寄りですし、日本各地で多発している悪質な詐欺事件なども、 被害者はお年寄りが大多数です。

 こうした現状を目の当たりにするにつれ、「我々は一体何をやっているのだろう」との思いを抱かざるをえません。 これまで地域社会の礎を築いてきてくれたお年よりに対して、安全な老後を送ってもらうことさえできないのか、と。 いまの行政はお年寄りの財産を守るために、どれほどの力をそそいでいるというのでしょう。

 このような状況をすこしでも改善するために、私は時限的な施策として「お年寄りの安全課」の設置を提言したいと思います。 生活交流部・市民部・保健福祉部・都市建築部・土木部・市立病院などの部局を横断する形で組織し、広い意味での「お年寄りの安全」 を守るための施策を担当させるのです。お年寄りが安心して暮らせる安全な社会や制度をつくりあげることは、 我々現役世代の当然の責務ではないでしょうか。

更新日:2006年07月07日